ガバレ農場「2019年鴨の会」皆様、お元気でしょうか?
お待たせしました。2年ぶりの開催です。今年の鴨の会は3月10日・31日(日)です。
初めての方も大歓迎です。どうぞお気軽にご連絡ください。会費:2000円(食事・お酒込み)ガバレ農場 江原浩昭・広美 埼玉県鴻巣市前砂359℡&fax 048-548-1173e-mail gabarehiroba2@ybb.ne.jp ガバレ農場では、1996年より毎年冬に「鴨鍋の会」を開いています。参加する皆さんに「食べる」ということの意味をもう一度良く考えてもらうことが目的です。日本では、スーパーに行けばきれいにパック詰めされた肉が所狭しと並んでいますが、その肉がどうやってそこまで運ばれてきたかを考えることはありません。鶏を絞めて、解体してみると、ささみがたった2本しか取れないことに改めて気づかされます。スーパーのお徳用パックの10本入りのささみには5つもの命が関わっているということが、あらためてわかるのです。アジアやアフリカの農村に行くと、大切なお客さんが来たときは、庭で走り回っていた鶏がスープの具などとなって出てきます。自分の親がそうして鶏をさばくのを子どもたちは見ていて、ごく自然に鶏の捌き方を覚えていきます。そして、大切な人をもてなす気持ちや食べるという行為の意味を知っていくのです。私たちの暮らしは、いろいろなつながりが見えにくく、お金を出せば欲しい物は買うことができ、いらなくなったら捨ててしまう。その前後を見ようとしなければ、それですんでしまう社会です。でも、本当にそれでいいのでしょうか。子どもたちに、自分たちが生きていることの確かさを伝えたい。多くの人たちと「暮らし」や「生きる」ということの意味を共有したい。そんな思いで毎年鴨の会を開いています。
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